2017/08/30
夏休みも残りわずか…。 ゼミのメンバーで、貯め込んだレポートを急いで終わらせることに。
正木くんはリサーチ担当。 自分の担当分は終わっているのに、私の分まで手伝ってくれるみたい。
将熙くんは…1人抜け駆けしてテスト勉強!!
こっそり渡された秘密のメモ。 「日曜日、時間あったらレポート手伝ってくれない?」
ドキドキが止まらなくて、思わず視線をそらしちゃう。
ずっと真剣に資料を読み込んでる…。 今の、気付いてない…よね?
ようやく自分のレポートが終わった頃… 「俺、勉強もう限界…ちょっと外で気分転換しよ?」
外に出てキャッチボールを始める2人。 私、やったことないんだけど…。
「優しく投げるから大丈夫だって!」
「さん、次こっちに投げてみて!」
「大丈夫、上手に投げられてるよ」 失敗しても必ずキャッチしてくれるから、楽しくなってくる。
「部活を思い出すな~!俺、ピッチャーだったんだよね」
「なんだよ、勉強以外もできるんだなー…。俺、サッカーなら負けないけど?」
ちょっぴり気分転換のはずが、白熱して今度はサッカー。 真剣勝負で、今度は私そっちのけ!?
2人とも、本当に運動神経がいいんだなあ…
「俺もけっこうスゴイでしょ(笑)にイイとこ見せられて良かった~」
「のど乾いたからカフェ行こーよ」 「最近新しいカフェできたよね」 「そこ俺も気になってた!」 白熱していた空気はどこへやら、結局仲良しの2人。
「お、郁が好きそうなプリンあるじゃん」
「じゃあ俺それにする」 「はこれにしよ!そんで一口ずつシェアしよーよ」 「そしたらガトーショコラも頼もうよ!」
「さん、これすっごく美味しいよ」
「こっちも一口食べてみる?」
「うそ!あげな~い(笑)」
「このカフェ、本が沢山あって落ち着くよね。また来ない?…今度は2人で」
旅のガイドブックを見つけて盛り上がる2人。 いいなー、2人でどこかに旅行するの?
「いや、3人で行くに決まってるじゃん。がいなきゃつまんないし」 行動派でちょっと強引なマサキ。
「こことかどう?…やっぱり?さん好きそうだなって思ったんだ」 優しくて包容力のあるマサキ。
「さっきの約束、覚えててね」 「あのメモ、絶対なくすなよ」
「「 今日はお疲れ!また明日ね~」 」