
劇作家フィリップ・リドリーの児童小説を原作に、芸術監督・白井晃氏が演出を手掛ける本作品にて、細田は主人公“メルセデス・アイス”を演じています。
Amuse+ではゲネプロの模様をフォトギャラリーにてお届け!
“心に残る演劇体験”がテーマの本作品は、まさに劇場空間だからこそ味わえる演出が盛りだくさんです。
細田にとって有観客での舞台出演は初となる本作品、ぜひ劇場にて体験してみてください♪
2023/08/16
あらすじ
——“Shadow Point”で生きる3世代にわたる家族のおはなし——
メルセデス・アイスは影のタワーのことならなんでも知っている「影のタワーの王子」。
ある日、世界は黒と白の色のない世界に。
おもちゃのロボット、ドールハウス、お菓子やチョコ・・最後に欲しかったのは、「色」でした。
第1部| 母ドールと父ハロルドの間に生まれた女の子ロージーと、母サンドラと父ヨゼフの間に生まれた男の子ティモシーは出会い、成長します。ロージーとティモシーは“影のタワー”が大好きでした。
第2部| ロージーとティモシーは結婚して大好きな影のタワーに暮らしています。
喧嘩をしたり、太ったり、いつしか毛が薄くなったりしながら暮らす二人。やがてロージーとティモシーの間に男の子が生まれます。名は、“メルセデス・アイス”。
第3部| 時が経ち、影のタワーは汚れて朽ちていきました。
ミセス・アイスはメルセデス・アイスを溺愛し、求めるもの全て与えるようになりました。
メルセデスと隣室に住むヒッコリーは共に成長し、古びたタワーの中で一緒に遊ぶようになりますが、自分を「影のタワーの王子」だと思っているメルセデスのワガママにヒッコリーは振り回されてしまいます。
ある日、甘やかされたメルセデスを諫めたヒルダとミセス・アイスは仲違いします。この二組の家族のもめごとが、最後、タワーの大爆発へとつながっていきます……。