本作は、オレステスとピュラデス、二人の若者の冒険と成長を描いた作品。スリリングで壮大な“ロードムービー”的ギリシャ悲劇の創作作品です。
演出を手掛けた若手演出家のトップランナー・杉原邦生さんは、この作品について
「自らの手で母親を殺したオレステス(鈴木仁)と、その手助けをしたピュラデス(濱田龍臣さん)は、幼い頃から共に育てられた従兄弟同士であり、親友であり、愛情という固い絆で結ばれています。そんな二人がアポロンの信託を受け、オレステスの罪を償うため、ギリシャ・アルゴスから遠いタウリケを目指すその道中を描きます。彼らが旅のなかで、だれと出会い、なにを見て、どんな想いを巡らせていったのか。未だ見ぬ彼らの物語を、古代ギリシャ劇の構造や文脈を踏まえながら、瀬戸山美咲さん(翻案創作)とともに<新しいギリシャ悲劇>として立ち上げていきたいと思っています」と、強い想いを口にしています。
アミュモバは、開幕直前に行われた囲み取材とフォトコールに潜入。舞台初挑戦とは思えない程にオレステス役を好演する鈴木をキャッチしてきました!この模様をお伝えします。
