アミュプラでは、ゲネプロと囲み取材の模様をお届けします!
2026/10/09
あらすじ
米沢貞夫(新原泰佑)は、印鑑屋で働くごく普通の青年。趣味はテレビのボクシング観戦で、ボクシング選手になることを夢見ていたこともあった。テレビに熱中するあまり恋人の中町弓子(北香那)の存在を忘れてしまうことさえあり、弓子はボクシングを嫌っている。
ある日、不思議な力を持つ中年男・帽子の雨(橋本さとし)が貞夫のもとに訪れ、ある取引を提案する。貞夫の“ことば”と引き換えに特別な能力を与え、ボクシングチャンピオンに生まれ変わらせよう、と。貞夫は動揺しながらも、ボクシングチャンピオンになれるのなら、と契約は成立し、物言えぬボクサー嵐猛夫が誕生する。
木頃(田口トモロヲ)が経営するジムに所属した嵐猛夫は試合の度にKO勝ちを続けるヒーローとなり、環境が一変する。
そこでは強烈なKOパンチの犠牲になるボクサー、そのパンチに魅せられた者たちが集まってくるが“ことば”を失った猛夫は自分の心を手話でしか表すことができない。下町のキャバレーのダンサー鷹あけみが猛夫の前に現れ誘惑するが、会うことができなくなった恋人・弓子への思いはより募っていく。
そしてついにヒーロー・猛夫のタイトルマッチがやってくる。魔力でチャンピオンを仕立て上げようと機を伺う帽子の雨と観客たちの歓声の中、あけみが、ある告白をする。リングに立った猛夫は……。